第1回 ライフビジョンとライフイベント表の作成 | ライフデザインツール ~ ライフプラン&キャリアプランニング
ようこそ、ライフプラン講座へ。
この講座は、あなた自身がライフプランニングの知識とスキルを見につけ、
自分で人生設計のプランニングができるようになることを目的としています。
この講座を最後までやり終えたとき、あなたは自分自身で設計した人生の航海図を手に入れます。
それは、これからの時代を果敢に生きてゆくための道しるべとなることでしょう。
現在地を把握し、目的地が明確になれば、あとは目標に向かって進むだけです。
その行く手には、思いがけない出来事や困難が待ち受けていることでしょう。
そんなときは、原点に立ち返って、もう一度ライフプランを見直しましょう。
問題点を発見し、解決策を考える事で、さらに前にすすむことが出来るようになります。
一度きりの人生です。大いに楽しみましょう!
ライフビジョン
まず最初にすることは、「夢計画」です。
あなたやあなたの家族の夢が、ライフプランニングの基本です。
あなたの夢はなんですか?
どんな人生を送りたいですか?
何が欲しいですか?
実際に書き出してみることが大切です。
ライフデザインシートの ◆ ライフビジョン を埋めてみてください。
( ◆ ライフビジョンの例 )
◆ 将来の夢・・・・・・・・・自然や動物が好きな家族と一緒に、海の近くでのんびりと暮らす。
◆ 1年後にしたいこと・・・世界で一番ホットな国、中国を旅行する。
◆ 3年後にしたいこと・・・住宅を購入する。
◆ 5年後にしたいこと・・・ホノルルマラソンに出場する。
◆10年後にしたいこと・・・家族と一緒に、アメリカで半年間生活する。
◆30年後にしたいこと・・・次の世代の後継者を育てるような教育の仕事をして、社会貢献したい。
幽霊によって命を吹き込まれている住宅
計画? プラン? プランニング?
日本語の「計画」を和英辞書で調べてみると、"Plan"と出てきます。そのまま訳すと「プラン」になりますね。
しかし、計画とは、作成したらおしまいではありません。それを実行し、結果を評価して、見直しをしなければ、意味が無いのです。だから、「プランニング」という ~ing 形が使われます。
計画は、一度しか作成できないというものではありません。
自分で作成するのでしたら、なおさらです。いつでも見直して、より良い計画に作成しなおすことができます。
ですから、最初はあまり深く考え込まずに、まずは作成してみましょう。
うまく作成できなくても、徐々に慣れてきて、最後には思い通りにプランニングできるようになります。
あらためてライフプランとは?
「ライフプラン」とは、生涯にわたる人生設計のことです。
それは、長い人生の中で、いつ、何をするのかという計画です。
ところで、人生で幸せになるためのゴールには、どんなことがあるのでしょう?
ちょっと自分で考えて見ましょう!
人それぞれに、好きなことや大切なこと、価値観は違いますが、主に次のようなことに集約されるのではないでしょうか?
・いきがい
・健康
・人間関係
・仕事
・お金
最初に作成したライフビジョンを、ここでもう一度確認してみましょう。
ゴールに向けて、夢を叶えるために、これからライフプランニングをしてゆきます。
年代別ライフプランよりも価値観重視のライフプランを
これまでの日本は、高度経済成長の波に乗って、多くの人が年功序列・終身雇用を前提とした画一的なライフプランニングをしてきたことと思います。その代表的なプランニング方法は、年代別に分類したライフプランニングです。
tuttoは何ですか
しかし、時代が変わりました。
これからは、ひとりひとりの価値観や様々なライフスタイルに合わせて、個別のライフプランニングが必要です。
だからこそ、 自分自身のオリジナルなライフプランを作成する意義があるのです。
年齢や職業による一般的なライフプラン=既成概念にとら われる必要はありません。
自分の夢や価値観、大切にしているもの、これからの目標、キャリア設計、そして、家族構成や就業形態、住居の様態などに応 じて、ライフプランを作成しましょう。
そうして、自分自身を見つめなおす自己理解と、自分の置かれている社会背景や経済状況など外部環境を冷静に分析しながら、ライ フプランにもとづいて、自分の設定した道筋を歩み、ゴールに正しく向かっているか確認しながら進んで行きましょう。
家族構成と働き方がポイント
ライフプランを考えるときには、"家族構成"と"働き方"を考えることが大切です。価値観やライフスタイルが多様化した今日では、様々な家族形態や就業形態があります。
家族構成は、結婚して両親や家族と一緒に2世代で暮らすのか、夫婦二人で過ごすのか、子どもをもうけるのか、もうけるのなら何人か、独身で生き抜くのか、などです。家族の人数によって、必要な住居も異なってきます。
働き方は、共働きなのか、会社員なのか、派遣で働くのか、自営あるいは独立を目指すのかなどで、世帯収入が大きく異なってきます。インターネットの普及によって、個人レベルで楽しみながら稼ぐ環境も整いつつあります。
ライフプランを作成する時には、家族構成と働き方を十分に考� ��しましょう。
計画通りにいかないからこそ、計画をする
そもそも、どうしてプラン(計画)を作成する必要があるのでしょう?
フリーの女性は襟を頼む方法
もし、プランを作成しなくても全てが上手くいき、思い通りの人生が送れるのならば、わざわざプランを作成する必要はありません。しかし残念ながら、そうは上手くいかないのが人生というものでしょう。
そして、上手くいっていないときに、何故上手くいかないのか、どうして失敗してしまったのかを分析したり、自分の現在地が目標とどのようにズレているのか確認するために、プランが必要となるのです。
実は、プランは、失敗したときの為にあるのです。
上手くいかないときに、その原因を探り、問題点を解決し、プランの見直しをする事で、将来の夢や目標に向かって正しく進むことができるようになります。
50年先にもおよぶ人生のライフプラン。計画通りにいかないからこそ、きちんと計画をしましょう。
ライフプランニングは、人生の羅針盤といえます。
ライフイベント表を作成しよう!
ライフイベント表は、あなたの「夢計画表」です。
あなたの夢はいつ、いくらかかるのでしょうか?
家族の年齢ごとに一覧にしたものをライフイベント表と言います。
ライフイベント表を作る事で、将来予定されている支出を確認でき、貯蓄目標が立てやすくなります。
また、家族と夢をお互いに話し合う事でコミュニケーションを取ることができます。
シングルの人なら、キャリア計画を立てることにもなります。
ライフデザインシートのライフイベント表を埋めてみましょう。
(ライフデザインシートは、「白の空白部分」を埋めてゆけば、後は自動計算してくれます。)
平成の欄の右に、年度を記入します。同様に、西暦年も記入してください。
家族構成のところには、家族の名前を記入します。
もし、ライフプランニングの結果を"匿名"で相談したい場合は、ニックネーム等でも構いません。
ライフイベントのところに入力する内容は、子どもの小・中・高・大学の入学や就職、結婚、結婚予定やマイホームの購入、車の買い替え、海外旅行などの家族の夢計画です。
ライフイベント表には50年後まで入力できるようになっています。これから20年~50年後までで考えられるイベントを入力してみましょう。
お疲れ様でした!
ライフイベント表まで作成したら、第1回 ライフプラン講座は終了です。
いかがでしたか?
これからの将来のことについて、色々と考える機会になったことと思います。
余裕があったら、復習の為の「確認テスト」を受けてみてください。
次回の第2回 ライフプラン講座では、家計の貸借対照表(バランスシート)を作成します。
お楽しみに。
それでは、また。 ごきげんよう!
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